忘れ物が多い子に試した工夫と、うまくいかなかったこと【体験談】

完璧にはできていませんが、“分かる仕組みを作ること”で少しずつ改善してきています。

コタさんは、記憶の容量がとても小さく、覚えていることが難しいため、どうしても忘れ物が多くなってしまいます。
何度も声をかけても忘れてしまったり、準備したつもりでも足りないことがあったり…。

正直に言うと、「これで完璧に解決!」という方法はまだ見つかっていません。
それでも、いろいろ試してきた中で感じたことや、少し良かった工夫もあるのでまとめてみます。

同じように悩んでいる方の参考になればうれしいです。

① 忘れ物が多い理由を考えてみた

コタさんの場合、脳の状況からワーキングメモリーにかなり問題があるため、覚えていくということが困難です。ですので

・何を持っていくか覚えきれない
・順番が分からなくなる
・そもそも「必要なもの」という感覚が薄い

といった特徴があります。

「気をつけてね」と言うだけでは難しいと感じています。


② 試してみたけどうまくいかなかったこと

いくつか試した中で、あまりうまくいかなかったものもあります。

・口頭での声かけだけ
→その場では分かっても、すぐ忘れてしまう

・一気に全部やらせる
→途中で分からなくなって止まってしまう

・厳しく注意する
→本人も困っているので、逆効果でした

👉 このあたりは「分かっていても難しいんだな」と感じました。


③ 少し効果を感じた工夫

③ 少し効果を感じた工夫

完全ではありませんが、少し良かったと感じた方法です。

・持ち物を紙に書いて見えるようにする
・一つずつ確認しながら入れる
・毎日同じ場所に同じものを置く

我が家では、朝の用意に必要なものをすべて収納場所で管理しています。

具体的には、無印良品のポリプロピレン収納ケースの引き出しに、それぞれの持ち物を分けて入れています。
さらにテプラで中身がひと目で分かるようにラベルを貼っています。

そこからコタさん自身が、体温計や鉛筆、ハンカチ・ティッシュなどを取り出して準備します。

この方法にしてから、
「どこに何があるか分からない」または「どこにしまったかわからない」という状態はかなり減りました。

一方で、学校に持って行く準備はカードを見ながら自分でできるようになってきましたが、
帰りの支度ではまだ忘れ物が多いのが現状です。

筆箱や脱いだ服などを学校に置いてきてしまうことがあります。

そのため現在は、

・先生が確認して声をかけてくださる
・連絡ノートに持ち帰れていない物を書いてもらう

といった形でサポートしていただいています。

👉(ここが大事な一言)
「家では仕組みでカバーできても、環境が変わると難しい場面もある」と感じています。


④ 今やっていること

現在は、

・予定カードで持ち物を確認する
・自分でリュックに入れる
・足りないときは一緒に確認する

という形に落ち着いています。

まだ忘れることもありますが、「自分でやる」流れは少しずつできてきました。


⑤ 親として感じていること

忘れ物をなくそうとすると、どうしても「ちゃんとやってほしい」という気持ちが強くなってしまいます。

でも実際は、本人もできなくて困っていることが多いと感じています。

そのため最近は、
「完璧を目指すより、できる方法を一緒に探す」
という気持ちで関わるようにしています。


まとめ

忘れ物の対策は簡単ではなく、今も試行錯誤の途中です。

それでも、「見える化」や「流れを作る」ことで、少しずつ変化は感じています。

同じように悩んでいる方の参考になればうれしいです。

ケンサンのカミサン

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長野県在住。3人の子の母。
知的・身体障がいのある子を育てる母です。
実体験をもとに、日々の工夫や感じたことを発信しています。
 ケンサン会社HPがリニューアル
 したため只今過去ブログを
 こちらに引っ越し中です。

コタさん
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